「生かされている」ことに感謝と謙虚な心を
食べる人に寄り添う農業を。これが私たちの思い。物があふれる現在だからこそ、それが「当たり前」ではなく、自然のおかげ、誰かのおかげで手にできていると自覚し「もったいない」の精神で大切に。平和ボケしていないかわが身を振り返り、危機感と謙虚さを忘れずに。食べられることはとても幸せ。食べることは命をいただくこと。私たちはさまざまな命に生かされています。農業と向き合っていると「生きること」の厳しさと尊さ「生かされていること」への感謝をひしひしと感じます。自然と先人への感謝を胸に、今ここにある命と真摯に向き合いたいと思います。
代表　前川鈴美

「生きる」を支える素晴らしい農業を未来へ
耕運から収穫までは常に気が抜けない毎日。猛暑、極寒、強風、豪雨などの天候に左右され、苦労は絶えません。しかし小さな種が芽を出し成長する様子を見守るのは大きな喜びであり、収獲し、お客さまの手に渡り、喜んでくださる姿を見ると、この上なくうれしく、その瞬間苦労が報われます。生きるために必要な食物を生産する「農業」という素晴らしい職業が、もっと価値を見直されるよう、そして緑豊かな尊い大地を守れるよう、微力ながら努力していきたい。そして若い世代に農業の大切さと素晴らしさを伝えることができたら幸いです。
副代表　池田淳子